34歳イラン事務所長のブログ

名前は知っているけど実は良く知らないイラン。貴方のためにYUTAWORLDが体当たりで紹介していきます!!

【イラン】緊迫した中東情勢について

皆様!

 

YUTAWORLDと申します!

 

貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!

 

1. はじめに

 

このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!

 

 また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!

 

更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!

 

 2. 今回のテーマ「 緊迫した中東情勢について」

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昨日、速報ニュースでイランが核合意を一部履行停止するという発表がありました

 

正確に言えば、2015年7月、P5+1(米英仏露中+独)と締結したイラン共同包括行動計画(JCPOA)の一部履行停止です

 

核合意をご存知ではない方は、本ブログの「経済制裁について」をご覧下さいませ

【イラン】経済制裁について - 34歳イラン事務所長のブログ

 

米国の圧力により欧州も腰が引けてしまっていますし(Brexit等でそもそも余力が無いかもです)

 

中国についても前回の経済制裁時ほどイラン市場に参画してくれないし

 

こんな核合意はもはや意味ないと世界に主張しつつ

 

一部履行停止というジャブで現状維持はしておきたいというイランの考えが見えてきます

 

昨日、イラン外相はモスクワを訪問してロシアと会談を行いました

 

ロシア側から、米国による政策を否定すると共に今回のイラン側の決断を支持させる発言を得ることが出来ました

 

ただ、政府嫌いのイラン人の中では

 

ザリーフ外相がラブロフ外相に裏金を渡したのでは?という噂が立っているらしいのです(笑)

 

何れにせよイランが自国を応援してくれる国探しに必死というのは事実かと思います

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中東情勢は非常に緊迫しております

 

イランは今回の発表に伴い

 

短距離弾道ミサイルペルシャ湾にある船に移動させたそうで

 

米国のポンぺオ国務長官はドイツ:メルケル首相との会談を急遽キャンセルし

 

イランが中東にある米国基地を攻撃するかもしれないという事で急遽イラクを訪問しました

 

イラクには現在約5000名の米兵が駐留していると言われております

 

米国は空母を中東に配備させることも既に決定しております

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私の個人的見解と致しましては

 

すぐに直接的な大規模な衝突が生じるとは全く思っておりません

 

これは北朝鮮のケースでもそうですが

 

経済戦争を引き起こして疲弊させた後に和平交渉を行うのがトランプ大統領のやり方でして

 

今朝、新たにイラン経済制裁を強化(イラン産金属が新たに対象)する発表を行った際

 

「いつの日かイランの指導者と会えるのを楽しみにしている」

 

と発言しております

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ただし北朝鮮のケースと異なるのは

 

資源保有国且つ農業・工業国のイランは我々の想像を遥かに超えるほどプライドが高く頑固なので

 

簡単にはギブアップしないゆえに

 

イラン国外で間接的な小規模な衝突が生じると見ております

 

既に生じているのはパレスチナ自治区ガザでして

 

停戦合意がなされたそうですが

 

米国が後方支援しているイスラエル

 

イランが後方支援していると思われるイスラム組織ハマスとの間で衝突が生じ

 

パレスチナ人23人、イスラエル人4人が死亡しています

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さて

 

斯様な一連の動きで個人的に興味を抱いているのは

 

原油WTI先物)のリアルタイムの値動きです

 

中東情勢の緊迫化は原油安を改善させるための好材料と考えられておりますが

 

こんなに緊迫した状況にも関わらず意外と落ち着いた値動きとなっておりまして

 

国際市場は冷静に状況を判断しているのではと思います

 

つまり「大事にはならないだろう」と冷めた反応であると私は勝手ながら理解しております

 

よって

 

合理主義である米国がこの市場の冷静な反応に満足せず

 

ガソリン価格をこれ以上上げるなと米国民に怒られない程度に原油価格を上げたいという目論見があるのであれば

 

空母を中東に配備するといった中東情勢を不安定にさせるような大胆な動きが再度あるのではないかと勝手ながら憶測しております

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国同士が喧嘩している状況下

 

イラン国民の生活は疲弊し始めております

 

外貨が益々高騰して旅行も満足にできず

 

テヘラン株式市場も低迷し続けております

 

それでも政府による厳しい締め付けで

 

勇気出して大規模な反政府デモを行えないゆえ

 

米国の圧力を密かに応援しているイラン国民が沢山いると言われております

 

最後に

 

一つ皆様に悲しいイラン人のストーリーを共有したいと思います (共同通信テヘランより引用)

 

4月中旬、イランの首都テヘラン南部にある大型の国営薬局。

薬を求める人が列を作る傍らで、アザデ・モフタリさん(25)は今にも泣きだしそうな顔をして、生後11カ月の一人息子を抱いていた。てんかんを患う愛息の病に効く医薬品が手に入らないのだ。

夫のロミンさん(27)によると、長男ベンヤミンちゃんは生まれてすぐ、てんかんと診断された。しばらく国産薬を使ったが「効き目が弱く症状もひどい。医者からドイツ産の薬を飲むよう言われた」。処方箋を握りしめ、薬局をいくつも回ったが、在庫はなかった。

別の薬局店主ロヤ・アメリさん(40)によると、この薬は米国が合意離脱と制裁を宣言した昨年5月以降、輸入が停止。「見つかっても使用期限切れで効果は期待できない」とため息を漏らす。

米政府は医薬品や食料品など人道物資は制裁対象にしないと繰り返しアピールしているが、銀行が送金を拒むなどして取引が成立しないケースが相次ぐ。輸入薬の枯渇や極端な値上がりで、患者と家族は苦悩する。

薬局の窓枠に座り込んでいたタクシー運転手メフディさん(48)も、心臓が悪い兄のためドイツ産の薬を半年以上探す。闇市場では出回っているが、高過ぎて手が出ない。「制裁は体制エリートを標的にしているって? 貧しい私たちこそ被害者だ」。やつれ気味の顔を怒りで紅潮させた。

アザデさんは「ベンヤミンは1日2、3回は発作を起こし、そのたび数分間意識を失ってしまう」とぽつり。手足をけいれんさせるわが子が元に戻るまで、抱きしめることしかできないと嘆く。

果物店で下働きをするロミンさんの月給は安い。制裁の影響で食料や日用品が値上がりして家計を圧迫する中、毎月の療養費が給料の4分の1を超えることもある。

それでもロミンさんは「輸入薬を買えるならいくらだって払う」と必死だ。「薬で少しでも楽にしてやりたいが、どうしようもない。拷問を受けているような気持ち」とアザデさん。悲痛な叫びは、薬局前の雑踏にかき消された。(テヘラン共同)

 

彼は米国を憎むのかイランを憎むのか

 

最大の犠牲者は常に国民です

 

それでもこの苦しい状況で謎に金持ちなイラン人がいるのも事実です

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彼らは視野が広いので

 

随分と前からイラン国外での外貨稼ぎを確立しております

 

自分が置かれた環境に囚われずに思考停止せずに世界を駆け巡るといった

 

どこの国でもそういう視野が広い人間が今のグローバル社会で活躍できるのかもしれません

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最後まで読んで下さり有難う御座いました!